文化
平家物語の前半は、平清盛の死に向かって、清盛へのヘイトを積み上げるための「機能を持った死」が多い。それでも宇治橋の戦いでは源頼政をはじめ武士の「情念の凍結のための美しい死」が描かれている。
私たちが感じる「美しい死」の源流は既に古事記に見られるが、その後、死は祟り・穢れの対象に変わった。 しかし、無常観と情念が怨霊化することへの恐怖が結合して「情念の凍結」という現在の美しい死の形が完成したのではないか。
日本の「引き算の美」はミニマリズムではない。共有されたフレームワークによる「説明の省略技術」だ。枕詞や季語はプログラムへのライブラリインポートに等しく、書かれなかった情報をも読み手に読み込ませる機能がある。
関係性を重視する日本文化では本音と建前の使い分けが発達し、居酒屋は安全に本音を共有する機能を持つ 新人歓迎会に参加することは最もコスパの良い通過儀礼だ
日本とイランは宗教や気候の違いは大きいけれど、どちらも一貫した独自の文化を誇る、良くも悪くも共通点が多い国同士だった。 80年前にアメリカとガチでケンカした日本、今アメリカと殴り合っているイラン、やっぱり似ているよね?
災害時の助け合いや秩序は日本人特有ではなく、オキシトシンの作用で説明可能な人類普遍の現象だ。 トイレットペーパーの買い占めを起こす残念な国民性は暴動と無縁ともいえず、略奪・暴動が少ないのは被災地の支援にコミットする社会システムによるところが…